店頭での試着時、最も相談が多いのがイーストボーイのカーディガンにおけるサイズ感と「9号(M相当)と11号(L相当)の差」です。数値上の身幅や着丈の違いはわずか数センチに見えますが、実際に制服のシャツやブレザーと重ねた際のシルエットには決定的な違いが生まれます。
公式のパターン設計において、9号は身丈約65cm・身幅約49cm・肩幅約39cm・袖丈約56cmを基準としており、一般的なブレザーの内側に着用した際にも脇下や背中がもたつかない美しいジャストフィットを実現します。校則が厳しい進学校や、清潔感を最重視する場面では9号が圧倒的な支持を集めています。
一方の11号は、身丈約68cm・身幅約52cm・肩幅約41cm・袖丈約57cmと、全体にひと回りゆとりを持たせた設計です。昨今の女子高生のカーディガンコーデでは、あえて11号を選んでドロップショルダー気味に着崩し、手首をすっぽり覆うリラックスシルエットを作るスタイルが主流となっています。ただし、タイトな指定ブレザーを上から羽織る場合、二の腕周りが圧迫されて着膨れして見えるリスクがあるため、上着の身幅との兼ね合いが重要な分岐点となります。