中古PC市場やネットオークションで最も警戒すべきなのが、「Core i7搭載だから高速」という宣伝文句です。CPUはブランド名(i3/i5/i7/i9)よりも「世代(アーキテクチャ)」が性能を決定づけます。
例えば、約8年前に発売された第7世代「Core i7-7700」と、近年の第14世代エントリー向け「Core i3-14100」を比較した場合、後者の方がマルチスレッド・シングルスレッド性能ともに2倍以上のスコアを叩き出します。古いCore i7はWindows 11の公式要件すら満たしていません。
型番を確認する際は、ハイフンの直後にある数字(例:Core i7-14700なら第14世代、Ryzen 7 7800X3DならZen 4アーキテクチャの7000番台)を必ず読み解くリテラシーが必要です。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
スペック確認を行った後、現在の環境を維持すべきか、あるいはアップグレードや買い替えに踏み切るべきかの明確な判断分岐を示します。
【現在のPCをそのまま使い続けてよい人】
- 主な用途がWEBブラウジング、Office作業、フルHD動画の視聴である。
- CPUが直近4世代以内(Intel第12世代以降、AMD Ryzen 5000番台以降)であり、メモリが16GB以上積まれている。
- ストレージがSATA接続ではなくNVMe M.2 SSDであり、空き容量が20%以上確保されている。
【今すぐ買い替え・増設を検討すべき人】
- メモリが8GB以下で、常時使用率が80%を超えている(ブラウザが頻繁にクラッシュする)。
- GPUのVRAMが4GB〜6GB以下で、最新のオープンワールドゲームや動画編集でテクスチャ崩れや書き出しエラーが起きる。
- CPUがWindows 11非対応世代(Intel第7世代以前など)で、OSのセキュリティ更新が受けられない環境にある。