Q1:節足動物と昆虫は何が違うのですか?
A1:節足動物は「外骨格と関節のある足を持つグループ全体」を指す広い概念(門)であり、昆虫はその中にある1つのカテゴリー(綱)です。昆虫は足が6本で体が3つ(頭・胸・腹)に分かれているのに対し、節足動物には足が8本のクモや10本のエビ、数十本あるムカデなどもすべて含まれます。
Q2:エビやカニを料理すると赤くなるのはなぜですか?
A2:甲殻類の外骨格には「アスタキサンチン」という赤色色素がタンパク質と結合した状態で含まれています。生工時は青黒く見えますが、加熱によってタンパク質が熱変性して分離し、アスタキサンチン本来の鮮やかな赤色が表出するためです。
Q3:脱皮に失敗した節足動物はどうなってしまいますか?
A3:脱皮不全(古い殻が途中で引っかかって抜けない状態)に陥ると、多くの場合はそのまま窒息死するか、動けない間に外敵に捕食されてしまいます。ただし、足が1〜2本抜けない程度であれば、自ら足を切り離して(自切)生き延び、次の脱皮で足を再生させることがあります。
Q4:ダンゴムシとワラジムシの見分け方は?
A4:指で触れたときに完全に丸まってボール状になるのがダンゴムシ、丸まることができず平たいまま素早く逃げ出すのがワラジムシです。どちらも節足動物門・甲殻亜門・等脚目に属する極めて近縁な生物です。