祭りの醍醐味であるグルメ体験において、塩竈みなと祭り屋台出店場所は大きく3つの拠点に分かれます。例年、前夜祭・本祭あわせて150店〜200店規模の露店・キッチンカーが立ち並び、定番のお祭りメニューから三陸宮城ならではの海鮮グルメまで幅広い味覚を楽しめます。
最も露店が密集するのは、花火会場の正面となる「マリンゲート塩竈前〜西埠頭エリア」です。焼き牡蠣、ほや串、ホタテ焼きなどの港町特有の海産炭火焼きブースが並び、前夜祭の16:00以降は通路がすれ違うのも困難なほど混み合います。一方、本祭で賑わいを見せるのは「本町通り商店街周辺」および「鹽竈神社の表参道・東参道入口付近」です。地元飲食店が店頭で特別販売する塩竈おでんや地酒の枡酒など、地域に根差した逸品も多数登場します。
塩釜港周辺アクセス情報の実情を現場視線で検証すると、鉄道利用の巧拙が当日の快適度を決定づけます。最寄り駅であるJR仙石線「本塩釜駅」は、会場まで徒歩約8分という好立地ゆえに、前夜祭の18:00〜21:30および本祭の夕方以降、改札口の外まで長蛇の列が生じます。
混雑を回避するための現場の実践策として、JR東北本線の「塩釜駅」を活用するルートが極めて有効です。本塩釜駅と塩釜駅は約1.8km(徒歩約20〜25分)離れていますが、東北本線は仙石線に比べて列車の編成長(車両数)が多く輸送力が高いため、帰路の待ち時間を大幅に短縮できます。また、交通系ICカードの事前チャージ(残高2,000円以上)を済ませておくことはトラブル防止の絶対条件です。