日常会話やITの現場では「アンダーバー」という名称が広く定着していますが、国際標準規格(ISO/IEC)やプログラミング言語の公式仕様における正式名称は「アンダースコア(Underscore)」または「アンダーライン(Underline)」です。「アンダーバー」は日本国内で普及した和製英語であり、海外エンジニアとのやり取りや海外製ソフトウェアのヘルプ検索では「Underscore」と呼称・検索しないと該当情報にヒットしない点に留意が必要です。
もう一つの重大な盲点が、全角アンダーバー(_)の混入リスクです。一般的なフォント環境において、全角のアンダーバーと半角のアンダーバーは画面上での横幅の差がわずか数ピクセル程度しかなく、肉眼での判別が非常に困難です。しかし、WEBサービスのログインパスワードやデータベースの識別子において全角アンダーバーを入力すると、システム側は「全く別の無効な文字列」として認識し、原因不明のエラーを引き起こします。
入力したアンダーバーが半角か全角か迷った場合は、文字列の後ろにカーソルを合わせて「F10キー(Windows)」または「control+E(Mac)」を押下して強制的に半角変換をかけるか、メモ帳などの等幅フォント環境に貼り付けて横幅を比較することが確実な自己防衛策となります。