閉館が現実となった2026年3月末、新世界国際劇場の前には別れを惜しむ膨大な数のファンが詰めかけました。そのクライマックスにおいて、劇場の正面に掲げられた貼り紙の文言がSNS上で爆発的な反響を呼びました。
そこに記されていたのは、「みなさまと再会する日はねえよ!!」という、湿っぽさを微塵も感じさせない痛快かつ強烈な別れの言葉でした。大手メディアの美辞麗句に満ちた「長年のご愛顧ありがとうございました」といった紋切り型の挨拶とは一線を画す、いかにも新世界らしいぶっきらぼうで誇り高いメッセージでした。
ネットの反応を見ても、「最高にロックな幕引き」「涙が出るほど格好いい」「最後まで媚びない姿勢に新世界の矜持を見た」といった称賛の声が溢れかえりました。近隣の喫茶店店主は当時の様子をこう振り返っています。
「最終日の夜、看板の前に集まった常連さんたちは、寂しそうな顔をしながらもみんな笑っていました。『再会する日はねえよ』って言葉、あの劇場らしい最高の捨て台詞ですよ。湿っぽく終わるんじゃなくて、パッと潔く散る。あれこそ浪速の美学です」