当会場を巡る最大の懸念材料として挙げられるのが、アスティとくしまへのアクセスにおける過密現象です。特に大規模ライブ終演後、数千人が一斉に帰路に就くタイミングで発生する徳島駅行きのバス混雑は深刻を極めます。
大規模公演時にはJR徳島駅前〜会場間で臨時シャトルバスの運行情報がアナウンスされますが、ピストン輸送を行うバスの台数にも限界があります。終演後のバス乗り場には数百メートルに及ぶ長蛇の列が形成され、乗り場にたどり着くまで40分から90分待ちとなるケースも珍しくありません。さらに、会場を出たバスも周辺幹線道路(県道120号や国道55号バイパス)の合流渋滞に巻き込まれるため、駅への到着時間が読めなくなるリスクを孕んでいます。
この混雑地獄をスマートに回避するための具体的な裏ワザを整理しました。
- 徒歩+JR二軒屋駅ルート:アスティとくしまからJR牟岐線の「二軒屋駅」までは徒歩約20〜25分。本数は1時間に1〜2本程度と限られるものの、運行時刻を事前リサーチしておけば、動かないバス列に並ぶより確実に徳島駅方面へと戻ることができます。
- 沖浜・文理大方面へ離脱してからのタクシー迎車:会場目の前のタクシー乗り場は長蛇の列となります。国道55号方面へ徒歩10分ほど移動し、配車アプリ(GOなど)を活用して大通り沿いで合流する手法が有効です。
- シェアサイクル(HELLO CYCLINGなど)の活用:気候の良い春・秋シーズンであれば、市内に点在するステーションを活用して徳島駅周辺まで自転車で移動(約15分)するのも地元通の回避策です。
一方、車利用者が最も警戒すべきはアスティとくしまの駐車場が満車になるスピードです。普通車約534台を収容可能な公式駐車場は、料金が1日1回320円前後と破格であるため、遠征のマイカー組が朝早くから押し寄せます。人気公演では開演の3〜4時間前にはゲートが封鎖される事態が日常茶飯事です。会場周辺には時間貸しコインパーキングが極めて少ないため、現地に直行して満車に直面すると駐車場難民と化します。賢明な選択肢は、徳島駅周辺の大規模立体駐車場(アミコラインパークなど)に車を停め、公共交通機関でアプローチする「パーク&ライド」の徹底です。