旧万世橋駅は、明治末期から大正の帝都において、人々の希望と近代化の熱気を一身に集めた大ターミナルでした。中央線の延伸や関東大震災、そして戦争という時代の荒波に飲まれて駅としての命脈は途絶えましたが、頑丈な赤レンガ高架橋は取り壊されることなく、交通博物館、そしてマーチエキュート神田万世橋へと姿を変えて生き延びてきました。
スクラップ・アンド・ビルドを繰り返してきた東京の都心において、100年以上前の煉瓦に触れ、頭上を駆ける電車の風圧を感じられる場所は極めて貴重です。秋葉原や神田を訪れる際は、ぜひ一度神田川のほとりに足を止め、高架橋の階段を一歩ずつ登ってみてください。そこには、都市が歩んできた時間の厚みと、過去と現代が見事に融和した新しい東京の風景が広がっています。 (出典: 旧 万世橋 駅(Yahoo!ニュース))
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