「食べた後すぐに横になると牛になる(太る)」という言い伝えがありますが、食べた後すぐ寝ると太る真相は代謝の仕組みに隠されています。
食後、胃腸に血液を集めて消化吸収を行うために、体は一時的な省エネモードに入ります。ここで本格的な深い睡眠(熟睡)に落ちてしまうと、基礎代謝や胃腸の蠕動運動が低下し、消費されなかったエネルギーが体脂肪として蓄積されやすくなります。一方で、15〜30分程度軽く横になって安静にするだけであれば、肝臓への血流が増加して代謝が高まり、太る原因にはなりません。
また、食後に耐え難い眠気が襲ってくる主な原因は、食後の血糖値が急上昇した後に急降下する「血糖値スパイク」です。食べた後眠い血糖値スパイク対策としては、食事の最初に野菜や海藻などの食物繊維を摂取する「ベジファースト」の徹底や、食後すぐに座ったままできる軽いストレッチを取り入れることが極めて有効です。