大会後、SNSや掲示板では日本勢 結果 ネットの反応として、「なぜ転倒があった選手が上位に残るのか」「演技構成点の基準が不透明ではないか」という疑問の声が散見されます。しかし、現行のフィギュアスケート採点システムを客観的に紐解けば、その理由は明快です。
フィギュアスケートの採点は「基礎点(BV)+出来栄え点(GOE)」で構成される技術点(TES)と、スケーティング技術・曲の表現・構成力を評価する演技構成点(PCS)の合算です。高難度のジャンプ(4回転や3回転アクセル)は、たとえ回転不足や転倒による1点〜2点の減点を受けたとしても、元の基礎点が高いため、難度の低いジャンプを完璧に跳ぶよりもトータル得点が上回るケースが生じます。
「転倒=即敗退」という昭和・平成初期の旧採点時代の感覚のまま観戦すると、現代のスコアリングに違和感を抱きがちです。しかし、選手たちがリスクを冒して難度を追求する姿勢そのものが、採点ルール上も正当に評価される仕組みになっています。