ネット上で囁かれる「ローラの現在がやばい」という噂の正体を探ると、そこには世間一般が抱くイメージと現実との間に生じた、強烈な認知ギャップが横たわっています。日本の地上波テレビを中心とした情報空間だけで彼女を追っている層から見れば、レギュラー番組の消滅は「芸能界追放」や「人気の失速」に見えるのは無理もありません。
しかし、現地ロサンゼルスでの生活ぶりやグローバルな活動実態を追跡すると、事実はまったくの正反対であることが分かります。彼女が「やばい」と言われる決定的な理由は、主に次の3点に集約されます。
第一に、日本の芸能界に依存しない莫大な経済的成功です。テレビの出演料に頼ることなく、グローバル企業の広告塔契約や自社ブランドの運営によって、全盛期と変わらぬ、あるいはそれ以上の高水準な生活を確立しています。
第二に、ストイックなヴィーガン生活とハードなワークアウトによる見た目の変貌です。かつてのガーリーでキュートな「バラエティタレント」の面影は薄れ、無駄な体脂肪を極限まで削ぎ落としたアスリート並みの筋肉美を誇るウェルネスアイコンへと進化を遂げました。この変化があまりに劇的であったため、「痩せすぎではないか」「以前の可愛らしさが失われた」と戸惑う声が「やばい」という表現に転化しています。
第三に、環境問題や社会課題への積極的なオピニオン発信です。日本のバラエティ番組では求められなかった政治的・環境的メッセージを堂々と発信する姿勢に対し、旧来のファン層が困惑し、賛否両論を巻き起こした経緯があります。