ネット上の園芸コミュニティでは、「都忘れは放置しても勝手に増える強健種」という言説が散見されます。しかし、これは半分正しく、半分は危険な誤解です。
確かに寒さには滅法強く、雪の下でも越冬できる耐寒性(マイナス10度前後まで耐えうる)を備えていますが、日本の猛暑・多湿に対してはデリケートです。特に近年の都市部における35度超の猛暑日や熱帯夜が続くと、高温多湿によって根腐れや軟腐病を起こし、一気に全滅する事例が多発しています。放置栽培を過信せず、夏場は「二重鉢にして地熱を下げる」「寒冷紗で遮光する」といった遮熱対策が不可欠です。