本編完結後、単行本第13巻や公式ファンブック等に収録された番外編では、ファン待望の「その後」の世界が詳細に描かれています。
本編から6年が経過した未来、すずめと馬村は東京で同棲生活を送っていました。デザイナーとして働く馬村と、自立した大人の女性となったすずめ。ある休日、二人の穏やかな日常の中で、馬村がすずめにエンゲージリングを渡し、正式にプロポーズするエピソードが描かれています。連載終了時の論争に決定的な終止符を打つこの甘やかな後日談は、馬村派のみならず多くの読者を救済しました。
一方の獅子尾先生にも救いのアフターストーリーが用意されています。彼は教師を続けながら、過去のすずめへの未練を完全に清算。偶然再会した元恋人のつぼみとの関係性や、大人の男として過去の恋を美しい思い出として抱き留め、前を向いて歩き出す姿が描かれており、登場人物全員が精神的な自立を果たしています。
また、ネット上で定期的に浮上するテレビアニメ化の噂について検証します。2026年現在に至るまで、集英社や公式関係者から『ひるなかの流星』のアニメ化に関する公式発表は一切行われていません。やまもり三香氏の他作品(『椿町ロンリープラネット』や『うるわしの宵の月』など)のメディアミックス情報や、SNS上でファンが作成したハイクオリティなファンアニメーション、あるいはボイスコミックの動画が誤認され、「アニメ化決定」というデマが拡散されたのが真相です。