笹崎里菜アナのキャリアを語る上で欠かせないのが、入社前後に巻き起こった異例の法廷闘争と、確かな実力で道を切り拓いた経歴です。神奈川県出身の彼女は、東洋英和女学院中学・高校を経て東洋英和女学院大学国際社会学部を卒業。大学在学中には「ミス東洋英和2011」準グランプリに選出され、女子アナの登竜門とされる「Miss of Miss Campus Queen Contest」のファイナリストにも選出されるなど、早くから華やかな存在感を放っていました。
しかし、2014年に日本テレビからアナウンサー職の内定を得ていたものの、学生時代に銀座の高級クラブで短期間アルバイトをしていた事実を局側に自己申告したところ、「清廉性が求められるアナウンサーにふさわしくない」として内定取り消し通告を受ける事態に発展しました。笹崎アナはこの不当な処分に対し、東京地方裁判所に地位確認を求める訴訟を提起。2015年1月に日本テレビ側が非を認めて内定を取り消し撤回し、和解が成立。同年4月に晴れて日本テレビに入社を果たしました。
この入社裁判騒動は日本社会の就活慣行や雇用問題に一石を投じる歴史的出来事となりましたが、入社後の笹崎アナは色眼鏡で見られるプレッシャーを跳ね除け、持ち前のアナウンス力と機転で信頼を獲得していきました。2015年秋からは日曜朝の情報番組『シューイチ』のエンタメキャスターに抜擢。ここで後に夫となる中丸雄一さんと出会います。番組内での息の合った掛け合いやプロフェッショナルな姿勢が、互いの人間性を深く知るきっかけとなり、長期にわたる真剣交際へと発展していきました。