芸能界屈指の仲良し夫婦として認知される一方で、過去には週刊誌によって「仮面夫婦」「別居生活突入」といったセンセーショナルな離婚危機の噂が幾度となく報じられました。特に木梨さんが都内の高級ホテルや自身のアトリエに長期滞在していた時期には、「いよいよ離婚届を提出か」とネットニュースが過熱した経緯があります。
しかし、この騒動の真相はドロ沼の不仲などではなく、極めて日常的かつクリエイティブな事情によるものでした。MBS/TBS系列全国ネット『日曜日の初耳学』に出演した木梨憲武さんは、当時の別居報道について次のように語り、スタジオの笑いを誘いました。
「すみませんでした、その節は……。成美さんは夜早く寝る規則正しい生活なんだけど、俺は喋るだけ喋ってすぐ寝たり、夜中に絵のアイデアが浮かぶと止まらなくなっちゃう。集中して制作するときに仕事部屋やアトリエに籠もっていたら、それがいつの間にか『別居』って書かれちゃっただけなんです」
報道各社の取材データや当時の目撃証言を照らし合わせても、別居と騒がれた期間中も二人は頻繁に連絡を取り合い、成城の自宅で家族揃って食卓を囲んでいました。生活リズムの違いや創作活動への没頭を互いに認め合い、必要に応じて物理的な距離を保つ大人の工夫が、外野の憶測によって「夫婦の危機」へと誇張されていただけだったのです。