一つ穴パンチを使う上で最も多い失敗が「穴を開けたいマークから微妙にズレてしまう」という問題です。目分量で上から押し込むと、構造上どうしても数ミリの狂いが生じます。この悩みを一瞬で解消するプロ直伝の裏ワザを解説します。
最も確実な方法は、「本体を上下逆さま(裏返し)にして覗き込みながら抜く」テクニックです。多くの1穴パンチは底面に紙くず受けが付いていますが、このプラスチックカバーや金属フタを一時的に外します。すると、下側から丸い抜き刃のホールがむき出しになります。紙の穴あけ位置に小さく鉛筆で「十字(+)」の印をつけておき、裏返したパンチの刃穴からその印が中央に見えるようセットしてレバーを握るだけで、1mmの狂いもなく正確な位置に穴を開けることが可能です。
また、同じ幅の余白(紙端から5mmなど)で何枚も連続して開けたい場合は、パンチの用紙差し込み口にマスキングテープでガイドラインを貼る方法が極めて有効です。紙の端をテープの縁に突き当てて挟むだけで、奥行きのブレを完全に防ぐことができます。