ヒカルの住まい遍歴は、地方の一般青年がメガインフルエンサーへと駆け上がった立身出世の軌跡そのものです。兵庫県の実家時代から、上京後の家賃数十万円の賃貸、そして月額300万円を超えるペントハウスに至るまで、その住環境は急激な進化を遂げてきました。
ヒカルの原点である兵庫県神崎郡市川町の実家は、かつて動画でも頻繁に登場しました。兄のまえすと共に畳の上でゲーム実況や実験企画を撮っていた時代を知る古参ファンにとっては、聖地のような存在です。自著『心配するな。どうせ上手くいく。』でも触れられているように、「何もない田舎町から成り上がる」というストーリーこそがヒカルの核であり、原風景でした。
しかし、ブレイクとともに上京を果たしてからのスケールアップは異次元です。公開されたルームツアー動画では、広大なリビングに配置された数千万円規模の高級家具やアート作品、数十足を数えるハイブランドのシューズコレクションが並ぶ特注クローゼットなど、桁違いの生活空間が披露されました。公表された「家賃330万円」という金額は、単なる居住費ではなく、動画の再生数と自身のブランディングを回収するための戦略的投資でもあったわけです。