新作柔軟剤の性能を最大限に引き出すためには、インターネット上で流布している誤った情報や、ありがちな使用上の落とし穴を正しく理解しておく必要があります。
最も多い誤解が、「柔軟剤を規定量より多く入れれば、香りが長持ちして消臭力もアップする」という思い込みです。これは明確に逆効果となります。柔軟剤の主成分である陽イオン界面活性剤を過剰に投入すると、タオルの吸水性が著しく低下するだけでなく、繊維表面に残留した油分が酸化して新たな悪臭の原因や黒ずみを生じさせます。
さらに、近年社会問題化している「スメルハラスメント(香害)」への配慮も欠かせません。嗅覚には「順応(慣れ)」が生じるため、自分では微香だと感じていても、周囲には強い刺激臭となっているケースがあります。自動投入機能付き洗濯機を使用している場合も、流路の定期的なクリーニングを怠ると柔軟剤がゲル化して固着し、適正量が正しく計量されないトラブルが発生するため注意が必要です。