Q1:一度変わってしまった毛質は、完全に元の硬さに戻りますか?
A1:一度バリカンを入れて軟毛化した場合、自然放置だけで完全に元の硬いワイヤーコートへ戻すのは極めて困難です。ただし、専門のプラッキング技術を持つトリマーのもとで、数ヶ月から1年以上の時間をかけて丁寧に下毛を処理し、上毛の発育を促すケアを継続することで、ある程度本来のコシや色艶を取り戻せるケースはあります。
Q2:散歩時の紫外線対策として、サマーカット後に洋服を着せるのは有効ですか?
A2:非常に有効です。毛を短く刈ってしまった場合の紫外線対策として、吸水速乾性や接触冷感機能を持つ薄手のドッグウェアを着用させることは、直射日光の熱線と紫外線を遮る優れた防護策になります。水で濡らして気化熱で熱を奪うタイプのウェアも夏場の散歩には推奨されます。
Q3:バリカンを使わずに夏を乗り切る方法はありますか?
A3:十分に可能です。ボディの長さを10ミリ以上残した上で、レイキング(アンダーコートだけを取り除く専用の道具を用いた施術)を行えば、余分な抜け毛や密生した下毛だけを減らして大幅に通気性を改善できます。外見のスタイルを維持しつつ、毛皮の内側に風を通すことができるため、最も愛犬の体に優しい夏支度と言えます。