大手転職・労務相談コミュニティやSNS上では、無理な出社や中途半端な復帰によるトラブルが多数報告されています。「微熱まで下がったから」「締め切りがあるから」と自己判断で出社した結果、オフィス内でクラスターが発生し、部署全体の業務がストップした事例は少なくありません。
特に注意が必要なのが、一度平熱に戻った後に再び体温が上昇する「二峰性発熱(ぶり返し)」です。
発熱から2〜3日目に一度36度台まで下がり、安心した翌日に再び38度以上の熱が出る現象は珍しくありません。この場合、「解熱後2日」のカウントは完全にリセットされます。ぶり返した熱が再び平熱に戻った日を新たな起点として、さらに2日間の待機が必要となるため、復帰計画には十分な余裕を持たせなければなりません。
家族がインフルエンザにかかった場合の出勤判断
同居家族がインフルエンザを発症した場合、自分自身が無症状であれば法的な濃厚接触者としての出勤停止規定はありません。通常通りの出社が可能です。
ただし、家庭内感染の潜伏期間(通常1〜3日)を考慮し、出社前の検温徹底、マスク着用、可能であればテレワークへの切り替えを職場と相談することが推奨されます。会社独自の感染症対策マニュアルで家族感染時の待機が定められている場合もあるため、直属の上司や人事部への速やかな事前報告が欠かせません。