スポーツ施設マネジメントの観点から陵南公園野球場を客観視したとき、このグラウンドの強みと制約は表裏一体です。チームの活動方針や構成メンバーの属性によって、最適な選択肢にもなれば思わぬトラブルの引き金にもなり得ます。
陵南公園野球場を選ぶべきチーム
まず間違いなくおすすめできるのは、「土日祝日の昼間に、コストを抑えてクオリティの高い天然芝外野でプレーしたい草野球チーム」です。東京都立のシステムは八王子市民以外の登録者にも門戸が開かれているため、都内他区や神奈川・埼玉などの遠征チームが合宿気分でワンマッチを組む舞台としても適しています。また、保護者の車送迎がシステマチックに管理できている「近隣の少年野球チーム・学童チーム」にとっても、これ以上ない練習・公式戦の聖地と言えます。
利用に慎重になるべきチーム
一方で、慎重な判断が求められるのは、「全員が別々の自家用車で現地集合したがるチーム」です。40台前後の駐車場に各選手がマイカーで乗り付ければ、対戦相手を含めて確実に駐車枠が破綻します。さらに、「仕事終わりに平日の夜間練習を組みたい社会人チーム」は、ナイター設備がないため選択肢から外さざるを得ません。付帯設備の豪華さや手ぶらでのシャワー完備を求めるプライベートリーグにもミスマッチと言わざるを得ません。