塚口さんさんタウンの現在と再開発真相|3番館跡地と劇場の今を追う

塚口さんさんタウンの現在と再開発真相|3番館跡地と劇場の今を追う

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「久しぶりに阪急塚口駅を訪れたら、南口の景色が激変していて自分の記憶を疑った」――地元を離れていた人々から、このような驚きの声が相次いでいます。塚口さんさんタウンの現在を端的に言えば、「老朽化した3番館が最先端の超高層タワーマンション兼商業施設へ生まれ変わり、昭和の趣を色濃く残す1番館・2番館と隣り合わせで共存しているハイブリッド空間」という表現が最も実態に近いでしょう。

もともと塚口さんさんタウンは、東側の「1番館」、西側の「2番館」、そして南側に位置していた「3番館」という3棟の大型ビルがペデストリアンデッキで連結された構造を誇っていました。しかし、時の経過とともに建物のあり方に大きな変化が生じます。現在、駅前広場から南側を見上げると、かつての茶褐色を基調とした無骨な3番館の姿はなく、地上16階建て・総戸数421戸の堂々たるタワー「プラウド阪急塚口駅前」と、その低層階に構える商業施設「SOCOLA(ソコラ)塚口クロス」が圧倒的な存在感を放っています。

ネット上では「さんさんタウンが丸ごとなくなった」という誤解が一部で一人歩きしていますが、これは明確な事実誤認です。駅前ロータリーに面した1番館と2番館は健在であり、長年親しまれてきた医療機関、個人商店、昭和レトロな飲食店街が息づいています。最先端のライフスタイルを提案する新商業エリアと、人情味あふれる昔ながらの商店街がわずか数歩の距離で対峙する光景こそが、いま現在の塚口駅南口が持つ最大の個性となっています。

森 瞳
著者

森 瞳

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