密売グループのマーケティング戦略も巧妙さを増している。彼らは「炙りなら依存しない」「週末だけのデトックス」といった甘い言葉でターゲットを誘惑する。特に女性や学生をターゲットにしたアカウントでは、パステルカラーの画像や絵文字を多用し、薬物の持つダークなイメージを徹底的に払拭する工作が行われている。
さらに、支払いに暗号資産(仮想通貨)を利用させたり、配達に個人向けの配送サービスを悪用したりすることで、購入者の罪悪感を希薄化させている。システム化された匿名取引の裏で、若者たちは知らず知らずのうちに、巨大な犯罪組織の資金源として搾取されているのが現実だ。