デヴィ夫人の母親・根本政子の壮絶な生涯と知られざる母娘の愛憎

デヴィ夫人の母親・根本政子の壮絶な生涯と知られざる母娘の愛憎

デヴィ夫人の母親・根本政子の壮絶な生涯と知られざる母娘の愛憎にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

手記『デヴィスカルノ自伝』には、あまりにも切なく壮絶な家族の極秘エピソードが克明に綴られている。デヴィ夫人がジャカルタへと渡った直後、日本に残された家族を未曽有の悲劇が襲う。最愛の弟・八曾男(やそお)の突然の自死である。愛息を失った政子の悲嘆は想像を絶するものがあり、失意のどん底に突き落とされた母の精神と肉体は急速に蝕まれていった。

大統領夫人としての重責を果たしながら、遠く離れた東京の母の病状を案じる日々。デヴィ夫人がどれほどの手厚い医療を手配しようとも、傷ついた母の心を完全に癒やすことはできなかった。政子は娘の華々しい大統領夫人姿をその目でしっかりと確かめる間もなく、1962年、静かにその生涯を閉じた。母の死に目にも会えなかったという痛恨の記憶は、デヴィ夫人の胸に深い傷痕として刻み込まれることとなった。

中島 亮太
著者

中島 亮太

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