家庭で美味しい一皿を作る際、プロはどのように作り分けているのだろうか。半世紀以上の歴史を誇るNHK『きょうの料理』でも、ドライカレーとキーマカレーは異なる調理プロセスで紹介されてきた。
日本カレー総合研究所の分析によれば、家庭での調理目的においてユーザーのニーズははっきりと分かれているという。レシピ検索大手のクックパッドやクラシルでの検索動向を見ても、「ドライカレー」は余った野菜の消費や手軽なワンプレートランチとして検索される傾向が強い。一方、「キーマカレー」は本格的なスパイス感やガッツリとした肉感を味わいたい夕食時のレシピとして選ばれることが多い。
プロ直伝のコツとして、ドライカレーを作る際はフライパンで水分をしっかり飛ばし、隠し味に醤油やウスターソースを加えることで洋食特有の香ばしさが生まれる。キーマカレーを作る際は、クミンやターメリックなどのスパイスを油でじっくり温め、玉ねぎの甘みとトマトの酸味で肉汁を包み込むのがポイントだ。