かつては「手渡しの現金だからバレない」とタカをくくっていた時代があった。しかし、2026年現在の税務当局は容赦がない。SNSの投稿履歴と銀行の入出金記録を照合するAIシステムの導入により、無申告の贈与税に対する摘発が相次いでいる。
「まさか数年前の食事代やプレゼントまで遡って課税されるなんて思わなかった」。そう語るのは、かつて西麻布の会員制バーに通い詰めていた元港区女子のAさん(29)だ。彼女のもとに届いたのは、数百万円にのぼる追徴課税の通知だった。支払う原資はすでにない。煌びやかな生活のツケは、あまりにも重い形で返ってくる。