私立高校進学において避けて通れないのが経済的負担です。関西大学北陽高校の学費は、初年度の入学金、授業料、教育充実費、諸会費などを合算すると、初年度総額で約110万〜120万円程度、2年次・3年次はそれぞれ約85万〜95万円程度が標準的な費用モデルとなります。
このほか、制服・体操服一式の購入代金(約10万〜15万円)、学年積立金(修学旅行積立等)、タブレット端末購入代金などが別途必要となります。
学費面で大きな転換点となったのが、大阪府が推進する高校授業料の完全無償化政策です。2024年度から段階的にスタートし、2026年度には府内在住の全学年において所得制限のない授業料無償化が完成の枠組みに入っています。これにより、府内私立高校の標準授業料(上限額)に相当する部分が国の就学支援金および大阪府の支援金によって実質無償化されるため、公立高校との実質的な学費格差は劇的に縮小しました。
また、同校には学業成績やスポーツ実績に優れた生徒を対象とした特待生制度が存在します。
- 学業特待生:入試本番の得点率が極めて高く、中学校の内申点が優秀な生徒を対象に選抜。授業料の全額免除または半額免除、入学金免除などの特典が付与される。
- アスリート特待生:野球部、サッカー部、陸上競技部など指定強化クラブにおいて全国大会レベルの実績を持つ生徒を対象に選抜(アスリートコース専願)。
特待生資格は1年ごとの成績更新制を採用しているケースが多く、入学後も学業成績基準を維持し続ける緊張感が求められます。