食事管理だけで1日1,200kcalのマイナスを作ることは筋肉の急激な減少を招くため、2ヶ月で10キロ痩せる運動法を連動させることが必須条件です。運動のアプローチは「筋力トレーニングによる除脂肪体重(LBM)の維持」と「有酸素運動による純粋なカロリー消費」の二段構えで構築します。
筋トレ有酸素運動メニューの理想的なルーティンとして、週3〜4回のウエイトトレーニングを取り入れます。鍛えるべきは大腿四頭筋、大臀筋、広背筋、大胸筋といった「大筋群」です。スクワット、デッドリフト、ベンチプレスなどのコンパウンド種目(多関節運動)を中心に行うことで、成長ホルモンの分泌を促し、基礎代謝の急落を食い止めます。
筋トレ直後には、20〜40分の中強度有酸素運動(傾斜をつけたトレッドミル歩行やエアロバイク)を実施します。体内の糖質が筋トレで消費された状態で有酸素運動を行うと、効率よく脂肪がエネルギー源として動員されます。さらに、日々の階段利用や歩数を1日10,000歩以上に保つなど、非運動性熱産生(NEAT)を高める意識も減量スピードを左右します。