真夏の競馬において、最大の敵は相手関係ではなく「暑さ」そのものだ。激しい輸送をクリアし、ベストの馬体重でゲートに立てるかどうか。夏負けのサインを示す馬は、どんなに実績があっても勝負どころで粘りを欠く。
血統面では、サウスヴィグラスやヘニーヒューズ、ドレフォンといったダート短距離のスピード血統がやはり強い。しかし、盛岡の坂を乗り切るためには、母系に欧州的なスタミナや持続力を持つ血が流れているかも無視できない。毛艶の冴え、踏み込みの力強さ、そして馬体重の極端な増減がないかを現地・映像でしっかりチェックしたい。