歴史を振り返ると、「我逢人」はバンドにとってきわめて重要なアイデンティティを担ってきた。2015年7月にリリースされた記念すべきインディーズ作品、ミニアルバム『Variety』のオープニングを飾ったのがこの楽曲である。疾走感あふれるサウンドに乗せて歌われる直球の言葉は、当時のリスナーや関係者に強烈なインパクトを与えた。
その後、バンドのメジャー進出に伴い、2016年発表のメジャー1stフルアルバム『TWELVE』にも収録。彼らの最初期のエネルギーと、ソングライティングの原点が凝縮された象徴的なトラックとして位置づけられている。初期の衝動と卓越したメロディセンスが同居するこの時期の音像は、今聴いても一切の色褪せを見せない。