変化のエンジンとなっているのは、国が推し進めるガバメントクラウドへの移行と業務システムの標準化だ。デジタル庁が旗を振る自治体DXの波を受け、札幌市厚別区役所でも住民基本台帳ネットワークシステムと連携したバックヤード処理の自動化が一気に加速した。
市民側の強力な武器となるのがマイナポータルだ。転出届の提出や各種証明書の事前申請は、わざわざ窓口のカウンターに座るまでもなく、手元のスマートフォン数タップで完了する。深夜でも休日でも自宅のリビングから申請を飛ばせるようになり、わざわざ区役所の窓口で書類に手書きする時代は名実ともに終わりを迎えつつある。