一方で、玉川上水駅を検討するにあたって事前に把握しておくべき注意点・盲点も存在します。ネット上では「何もない田舎」「アクセスが不便」といった極端な意見が見受けられますが、実際のところはどうなのでしょうか。
第一の注意点は、「深夜営業の外食チェーンや飲食街が少ない」という点です。居酒屋やファストフード店が駅前に密集しているわけではないため、仕事帰りに外食を頻繁に楽しみたい単身者にとっては、やや物足りなさを感じる可能性があります。夜遅くの食事は立川駅周辺で済ませてから帰宅するか、自炊を中心とする生活スタイルが前提となります。
第二に、「行政区の境界線による手続きや子育て支援の違い」です。玉川上水駅は立川市と東大和市の境界線上に位置しており、住む物件の所在地によって行政サービスや保育園の管轄、ゴミ出しルールが異なります。物件探しの際は、自治体ごとの支援制度や医療費助成の条件を事前に確認しておくことが不可欠です。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
都市工学や住居環境論の観点から分析すると、玉川上水駅での暮らしにマッチする人とそうでない人の条件は極めて明確です。
【玉川上水駅を選ぶべき人】
- 立川や新宿方面への通勤・通学利便性を確保しつつ、家賃・住宅購入費を賢く抑えたい人
- 駅近でも繁華街の騒音や治安の悪さを避け、静かで緑豊かな環境で暮らしたい一人暮らし・ファミリー層
- 日常の買い物は近所のスーパーで十分、週末は立飛のららぽーとや立川駅前で買い物を楽しむ生活動線が合っている人
【別のエリアを検討すべき人】
- 駅前に多彩な飲食店や深夜まで開いているバー・娯楽施設を求めるナイトライフ重視の人
- JR中央線や地下鉄主要路線への「完全徒歩圏」にこだわり、乗り換えを極力減らしたい人