カフェカーテンの突っ張り棒設置において、多くの読者が直面するもう一つの悩みが「突っ張り棒特有の生活感」です。プラスチックの端部や白塗装のパイプが露出すると、生活臭が強調されてしまいます。意匠性と利便性を両立するデザインテクニックを紹介します。
袋縫い仕様とカーテンリングクリップの使い分け
カフェカーテンの上部構造には、大きく分けて「袋縫い(ロッドポケット)」と「リングクリップ留め」の2種類があります。 * 袋縫いタイプ:カーテン上部の筒状部分に突っ張り棒を直接通す方式。棒全体が布地で覆い隠されるため、生活感を消すには最も手軽です。ただし、布と棒が直接擦れ合うため開閉時の摩擦抵抗が大きく、頻繁にカーテンを左右へ開け閉めする場所には向きません。 * カーテンリングクリップ:金属や木製のリングを棒に通し、下部のクリップでカーテン生地を挟む方式。リングがポールの上を滑らかに滑るため、開閉時の引張負荷が大幅に軽減され、突っ張り棒の落下防止にも直結します。
突っ張り棒を視覚から消し去る「トップフリル・ダブル構造」
突っ張り棒を完全に隠し、カフェ風の洗練された窓辺を作るには、カーテン上部のデザインに工夫を凝らします。 棒を通す袋縫い部分の「さらに上側」に、3〜5cmほどの布の立ち上がり(トップフリル)が設けられたカフェカーテンを採用します。棒をセットすると立ち上がったフリルが上部を覆い隠し、突っ張り棒の存在を視界から消し去ることができます。 また、既存のプレーンなカーテンを使う場合は、窓枠の最前面に突っ張り棒を設置し、その手前上部に同じ布地やフェイクグリーン、木目調のマスキングテープを貼った軽量プラダン(プラスチック段ボール)を取り付けて「簡易バランス(前飾り幕)」を形成すると、窓辺が一気にハイエンドな空間へ生まれ変わります。