Q1:暗闇でスマホを見ていると、本当に失明に至る急性発作が起きますか?
A1:もともと眼球内の房水出口が狭い「狭隅角」や「浅前房」の骨格を持つ人の場合、暗闇による瞳孔散大とうつむき姿勢が重なることで、急性閉塞隅角緑内障の発作を起こすリスクがあります。発作が起きると激しい目の痛み、頭痛、吐き気、視野のかすみが現れ、数日以内の緊急処置を怠ると失明に至ることがあります。
Q2:ブルーライトカットフィルムや眼鏡は緑内障予防に効果がありますか?
A2:ブルーライトを遮断することで睡眠の質を保ち、自律神経の乱れを防ぐ間接的なメリットは期待できます。しかし、ブルーライトそのものをカットしても、眼圧の上昇や視神経乳頭の物理的圧迫を直接防げるわけではないため、過信は禁物です。それよりも使用姿勢や照明環境の見直しが優先されます。
Q3:一度傷ついて視野が欠けてしまったら、回復させる治療法はありませんか?
A3:現代の医学水準において、一度萎縮・脱落してしまった視神経細胞を再生させる治療法は確立されていません。緑内障の治療(点眼薬、レーザー治療、手術)は、すべて「眼圧を下げて病気の進行を食い止め、残された視野を一生涯維持すること」を目的として行われます。そのため、早期発見が極めて重要な意味を持つのです。