デジタル化の波は、環境保護(サステナビリティ)の観点からも加速している。日本政府が掲げる2030年カーボンニュートラル目標に向け、2026年は大手スーパーやコンビニ各社が「デフォルト紙レシート発行停止」へと踏み切った歴史的な年となった。
利用者は会員アプリや交通系ICカード、クレジットカードの決済履歴と連携したデジタルレシートをスマートフォン上で確認する。紙の節約だけでなく、感熱紙に含まれる化学物質の削減や、店舗側のロール紙交換コスト削減など、経済的・環境的なメリットは計り知れない。紙のレシートを希望する顧客のみがボタンを押して発行するスタイルが、日本の新しい日常となりつつある。