東京會舘を語る上で外せないのが、昭和25年(1950年)頃に日本人初の製菓長・勝上四郎氏によって考案された名物スイーツ「マロンシャンテリー」です。モンブランの原型とも称されるこの逸品は、裏ごしした栗のそぼろの上に、熟練パティシエの手作業によって真っ白な生クリームが絞り出され、まるで冠雪した山のような美しい造形美を誇ります。
口に含んだ瞬間にほどける繊細な栗の風味と、乳脂肪分のコクが際立つ軽やかな生クリームの調和は、計算し尽くされた職人技の結晶です。定番のプレーンに加え、春の桜、初夏の抹茶、秋の和栗や紫芋、冬のアールグレイなど、四季折々の限定フレーバーが定期的に展開され、リピーターの心を掴んで離しません。
館内を彩る主要ダイニングも、それぞれ際立った個性を放っています。
- レストラン プルニエ(PRUNIER):日本初の鮮魚専門フランス料理店としての歴史を持ち、厳選された魚介と現代的なフレンチ技法が融合した至高のコースを提供。
- ロッシニ(ROSSINI):伝統のローストビーフやフォアグラを使ったロッシーニ風料理をクラシックかつ重厚な空間で味わえる名店。
- ロッシニテラス(ROSSINI TERRACE):皇居の緑を眺めながら、大人気のアフタヌーンティーやランチ、軽食をカジュアルシックに楽しめるダイニング&ラウンジ。
- スイーツ&ギフト(Sweets & Gifts):マロンシャンテリーや伝統のプティフール、パウンドケーキなどを手軽に購入できるテイクアウトショップ。