未経験からスタートする場合でも、いくつかのコツを押さえることで作業効率は劇的に向上する。最大のポイントは「店舗のレイアウトと分類ルールの早期把握」だ。どの通路にどのジャンルの商品が並ぶのかを頭の中に立体的にマップ化できれば、台車からの積み下ろし段階で無駄な往復動作を激減させられる。
ベテランの早朝品出しスタッフは、両手を使った「二重持ち」や箱を開封する際の手順を標準化している。また、陳列の基本である「先入れ先出し(古い商品を前に出し、新しい商品を奥に配置する作業)」を機械的にこなすため、商品の向きやバーコードの位置を一瞬で判別する工夫を凝らしている。最初は覚えることが多いものの、動作の型が身につけばゲーム感覚でスピードアップが可能だ。