オダギリ風パーマの魅力を最大限に引き出すカギは、毎日のドライとスタイリングの手順にある。ドライヤーの風を当てる際、引っ張りながら乾かすのは厳禁だ。下から風を送り込み、カールを持ち上げるように優しく揉み込みながら7〜8割程度乾かすのがポイントである。
スタイリング剤選びも極めて重要だ。マットなワックスだと乾いた質感になりすぎ、ダサく見えてしまうリスクがある。ツヤ感と束感を同時に出せるヘアオイルや、水分量の多いウェット系のグリース、バームを混ぜて使うのが現代流だ。
手にスタイリング剤を伸ばしたら、髪の根元ではなく中間から毛先にかけてシャンプーをするような手つきで揉み込んでいく。最後に手に残ったわずかな量で前髪や顔周りの毛束を調整する。わざとらしく整えず、手ぐしで崩したような「ラフな乱れ」を残すことこそが、溢れ出る色気の秘密だ。