トップ2校の難化と選考基準の先鋭化は、準トップ校の争いにも大きな連鎖反応を引き起こしています。特に柏陽高校偏差値(72)をターゲットにする層と、横浜北部で屈指の人気を誇る川和高校ボーダーライン(70)の攻防は過熱の一途をたどっています。
合否の境界線を握る特色検査対策とボーダーの目安は年々上昇傾向にあります。柏陽高校では理数系の長文読解や論理的思考力を問う設問への適応が必須となり、特色検査での50点台後半の確保が安全圏への切符です。一方、川和高校は内申比率が比較的高め(4:4:2)に設定されているものの、近年は内申125点以上の高水準層が密集するため、最終的には学力検査415点〜425点、特色検査50点前後が実質的な当落ラインとなっています。
2026年度神奈川県高校入試倍率の速報値を見ても、翠嵐・湘南からの志望変更組が柏陽・川和・緑ケ丘・多摩へと流入する傾向が強まり、実質倍率が1.3倍〜1.5倍台で高止まりする厳しい争いが続いています。