ダークファンタジーの金字塔を実写化した映画『東京喰種 トーキョーグール』での金木研役では、人間と喰種の狭間で葛藤する絶望的な苦悩を見事に体現した。喉を絞り出すような叫び声や、変容していく肉体の痛みを画面越しに伝える演技は、原作者からも絶賛を受けるほどのハマリ役となった。
一方で、NHKの『連続テレビ小説 エール』では、一転して昭和の作曲家・古山裕一を魅力たっぷりに熱演。朝の顔として日本中の茶の間に愛される温かさと、音楽への狂熱を併せ持った主人公を演じ切り、確固たる信頼感を植え付けた。闇と光、極限のダークヒーローから国民的朝ドラの顔まで軽々と横断する振り幅の広さは、日本のエンターテインメント業界においても突出している。