ドラッグストアの棚に並ぶ定番商品として知られる「アットノン」は、小林製薬株式会社が開発・販売する外用薬です。その中核をなす有効成分が「ヘパリン類似物質」であり、高い保湿力と血行促進作用、さらには組織修復作用を兼ね備えています。
この医薬品が本来目的としているのは、傷が治った後に皮膚が盛り上がったり突っ張ったりするケロイド状の跡や、怪我・火傷の後に残る皮膚組織の修復です。したがって、すべてのニキビ跡に万能というわけではありません。ただし、赤みが残る初期の痕や、角質層の水分不足による代謝の滞りに対しては、組織修復と血流改善の作用が一定のサポートを果たします。