ゼノ戦士たちを語る上で欠かせない中核が、歴史の改変を防ぐために組織された「タイムパトロール」の存在である。この組織を統べるのが、全宇宙の時間を管理する「時の界王神」だ。彼女は歴史の歪みや暗黒魔界の脅威を感知すると、異なる時間軸から最強の戦士たちを召喚し、次元の崩壊を未然に防ぐ任務を与える。
集英社が展開する本編のタイムラインとは異なり、ゼノの世界線に登場する戦士たちは「すでに幾多の激戦を潜り抜けた別の可能性の姿」として描かれる。魔人ブウやジャネンバといったかつての強敵との戦いを経験しつつも、歴史の守護者としての過酷な宿命を選んだ彼らは、本編のキャラクターたちよりもどこか達観した風格と、冷徹なまでの使命感を漂わせている。