独自取材で見えてきたのは、出没ポイントの偏りと主要な侵入経路だ。川沿いの藪や手入れの行き届いていない休耕田が熊の隠れ場所となっており、市街地へ進出する「獣道」と化している。これに基づき、最新安全対策マップが作成され、危険エリアの可視化が行われた。
万が一、散歩中や通勤・通学中に熊と遭遇した場合の緊急避難ルートの確保が生存を分ける。背中を見せて走って逃げるのは禁物だ。熊の習性として動くものを追う習性があるため、視線を外さずにゆっくり後退し、頑丈な建物や車両の中に退避することが鉄則とされる。逃げ込める避難ポイントを事前にマップで確認しておくことが強く推奨されている。