空を見上げる者を誰もが二度見させるその機体こそ、ボーイング747-400LCF ドリームリフターだ。ベースとなったのは「ジャンボジェット」の愛称で世界中から愛された747-400型機。伝説の航空エンジニアであるジョー・サッターが確立した747の頑丈な基本設計がなければ、この奇抜な改造は実現しなかっただろう。機体後部がまるごと横に開くスイングテール機構を備え、通常貨物機の容積を遥かに凌駕する。
製造されたのは世界でわずか4機。退役した旅客機を台湾のエバーグリーン・アビエーション・テクノロジーズ(EGAT)で大幅に改修し、上部膨らみを巨大化させた。まさに空飛ぶ巨大なトランクだ。