「何日目になったら病院へ行くべきか」「どんな症状が危険なのか」という判断基準に迷う方のために、明確な受診のガイドラインをまとめました。
以下のいずれか1つでも該当する場合は、次の生理を待つことなく、今週中に婦人科を受診してください。
- 危険度大:速やかに婦人科を受診すべきチェック項目
- 出血が10日以上連続して止まらない
- 昼間でも夜用ナプキンが1〜2時間で真っ赤に染まるほどの大量出血がある
- 親指大(500円玉大以上)のレバー状の血の塊が何度も混ざる
- めまい、動悸、息切れ、強い全身の倦怠感があり、貧血症状が出ている
- 出血とともに下腹部に強い痛みや発熱を伴っている
- 性交渉を行うたびに出血する(接触出血)
- 前回の生理が終わってから2週間も経たないうちに再び出血が始まった
- 閉経したはず(1年以上月経がなかった)なのに、再び出血した
【プロの結論】受診を急ぐべき人・まず基礎体温を記録すべき人の判断基準
自覚症状の度合いに応じて、取るべきアクションは明確に分かれます。自身の状態がどちらに当てはまるかを冷静に見極めて行動してください。
【直ちに医療機関を受診すべき人】:
すでに出血が8日を超えており、貧血症状(立ちくらみや息切れ)がある人、経血量が異常に多い人、あるいは40代後半以降で不正出血が続く人です。これらのケースでは器質的疾患や急激な貧血進行のリスクが高いため、様子見の選択肢はありません。初診時には、直近数ヶ月の月経開始日と出血の日数をメモして持参すると診察が非常にスムーズです。
【1周期の観察と記録から始めてよい人】:
出血はごく微量(おりものシートで収まる程度)であり、痛みや倦怠感が一切なく、今回初めて生理が7〜8日程度でダラダラと終わらないという20代〜30代前半の方です。この場合は、環境変化や一時的なストレスによる軽微なホルモン異常の可能性があります。ただし、漫然と放置するのではなく、毎朝の基礎体温測定を開始してください。次の周期でも同様に8日以上の出血が続く場合、あるいは基礎体温が二相性(低温期と高温期)に分かれていない場合は、記録した体温表を持って婦人科を受診してください。