「SNSで見た光景を期待して家族で銚子川へ向かったが、午前7時過ぎの段階で主要駐車場がどこも満車。細い林道で対向車とすれ違えず立ち往生し、結局川に足をつけることすらできずに引き返した」――地元観光課やSNSの投稿には、こうした切実な声が数多く寄せられています。
銚子川流域では近年、路上駐車による緊急車両の通行妨害やゴミのポイ捨てが深刻化し、地元自治体と警察によるパトロールが大幅に強化されています。魚飛渓周辺の狭隘な道路は駐停車禁止区画が拡大され、安易な路肩駐車には即座に違反切符が切られる運用が徹底されるようになりました。
また、宇賀渓キャンプ場や朝明渓谷バーベキュー場など、鈴鹿山脈側のスポットでも状況は似通っています。名古屋・関西両都市圏からのアクセスが良い反面、ハイシーズンは名神高速や新名神の渋滞を抜けた先で再び駐車場待ちの列に巻き込まれるケースが日常化しています。現地を訪れた保護者からは「浅瀬は子ども連れで埋め尽くされ、川遊びというより温水プールのような人口密度だった」という証言もあり、静寂な清流を独占できるという幻想は捨てる必要があります。