CIAの公式サイト(Careersページ)に明記されている通り、採用条件の第一項目は「U.S. Citizenship(米国市民権)」です。永住権(グリーンカード)を保持しているだけでは応募資格を満たさず、完全に米国籍を取得していることが必須要件となっています。
二重国籍を持つ人物が応募する場合、審査の過程で忠誠心の所在を問われ、外国籍(日本国籍など)の正式な放棄を求められるのが通例です。さらに、採用に至る難易度は米国の全連邦機関の中でも最難関レベルとされています。
CIAの採用選考における最大の難関が「ポリグラフ(嘘発見器)テスト」と、過去10年以上の交友関係や渡航歴、資産状況を洗い出す身元信用調査です。質問内容は薬物使用歴や犯罪歴にとどまらず、「外国政府や外国人に便宜を図ったことがあるか」「過去に一度でも重大な嘘をついたか」など、容赦のない尋問形式で行われます。日系人を含む応募者が語学力や学歴で優れていても、この審査で脱落するケースは後を絶ちません。