ネット上の写真だけを見ると、「もやしタワー=二郎インスパイア系」と誤認する初訪者が少なくありません。しかし、ラーメン福と二郎系には思想的・構造的な決定的一線が存在します。
誤解1:「脂っこくて胃もたれするのではないか?」という疑問
二郎系は濃厚な乳化豚骨スープに極太のワシワシ麺、大量の固形背脂と分厚い豚バラ塊肉が特徴ですが、ラーメン福のスープは透き通った清湯背脂醤油です。背脂は浮いているものの油膜は薄く、ベースがすっきりしているため、後味は驚くほど軽やか。女性客や年配の常連客が「野菜多め」をスープまで完飲している光景が日常茶飯事なのは、この胃に優しい出汁設計にあります。
誤解2:「チャーシューが薄くて物足りない?」という誤解
ラーメン福のチャーシューは、あえて機械で薄切りにスライスされた「並肉」と呼ばれる豚ウデ肉・モモ肉です。厚切りチャーシューのような重さはなく、スープの熱でとろけるような柔らかさになり、もやしを巻いて食べるのに最適な厚みに計算されています。肉をガッツリ食べたい場合は「特製ラーメン(肉多め)」を注文すれば、丼全体を覆い尽くすほどの肉の花びらを堪能できます。