岩手方言あるある2026!上京で驚く勘違い表現と地域別の特徴

岩手方言あるある2026!上京で驚く勘違い表現と地域別の特徴

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進学や就職を機に岩手を離れた人が、首都圏や関西圏で最初にぶつかる壁が「標準語だと思い込んでいた方言」の存在です。文脈から意味が推測しにくく、相手を混乱させてしまう頻出フレーズを検証します。

1. 「ゴミを投げる」(意味:ゴミを捨てる)
岩手県を含む北東北や北海道で広く使われる代表格です。オフィスや飲食店で「その紙くず、投げといて!」と頼み、相手が遠くのゴミ箱へ放り投げようとして慌てて制止する、というエピソードは定番中の定番です。東北大学の方言研究資料などでも指摘されている通り、東北地方では「(手から)手放す・処理する」という広義のアクションに「投げる」の動詞が定着しています。

2. 「体がこわい」(意味:体がだるい、疲れた、筋肉痛)
「昨日重い荷物を運んだから、今日体がこわい」と口にすると、他県出身者からは「何に怯えているの?」「何が怖いの?」と不審がられます。岩手方言の「こわい」は感情の恐怖ではなく、古語の「強し(こわし=硬直している、こわばる)」に由来する肉体的な疲労感を指します。標準語の「疲れた」よりも「筋肉や関節が凝り固まって重苦しい状態」を的確に描写できるため、地元民は大人になっても手放せない表現の一つです。

3. 「おしょすい」(意味:恥ずかしい、照れくさい)
人前に出るときや、褒められた際に「あー、おしょすい!」と使われます。語源は室町時代の古語「笑止(しょうし=気の毒なこと、ばかばかしいこと)」が変化したものであり、東北一円に根付いた歴史ある語彙です。「恥ずかしい」という感情を少しおどけたトーンで緩和できる便利な言葉ですが、他県民には外国語のように聞こえるため一切通じません。

4. 「いずい」(意味:しっくりこない、違和感がある、目にごみが入ってゴロゴロする)
仙台弁として全国的にも知られる「いずい(または、えずい)」ですが、岩手県全域でも完全に日常語として機能しています。「新しい靴がなんだかいずい」「セーターのタグが当たっていずい」など、物理的・心理的な微妙な不快感を表すのに標準語では代替できない唯一無二のニュアンスを持っています。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。