「きれいに洗って干したはずなのに、乾いたら靴全体が黄色いシミだらけになっていた」というトラブルは後を絶ちません。この現象は汚れが残っていたからではなく、洗剤のアルカリ成分の残留が主因です。
多くの粉末洗剤や固形石鹸は弱アルカリ性であり、水洗いが不十分だと繊維の中にアルカリ成分が残存します。これが日光(紫外線)と反応して化学変化を起こし、黄色い色素へと変貌します。
この失敗を完全に防ぐ鍵が「クエン酸(またはお酢)」による中和処理です。すすぎの最終工程で、水2リットルに対してクエン酸小さじ1杯を溶かした水に15〜30分ほど浸すことで、繊維内のアルカリ性が完全に中和され、乾燥後の黄ばみを根本からシャットアウトできます。